乳がん発見までの経緯

乳がんを自分でみつけるまで

乳がんと確定したのは、2019年９月末。自分で胸にシワとしこりがあるのをみつけて近所の産婦人科でエコーのある病院に行った。そこで、1.7ｃｍ程の乳がんと思われるものがあるということがわかり、紹介状を書いてもらって、大きい病院で精密検査を受ける事になった。ほぼ毎年、健康診断でマンモを受けていたけれど、一度も検査に引っ掛かったことはない。そして、もともと、自分の体をこまめにチェックする習慣等なかったのに、なぜ胸のシワやしこりをみつけることができたかということをここに記録しておこうと思う。

2019年４月　体調の変化を感じる

昔バイトしていた居酒屋恒例のお花見の日。お昼から参加してお茶を飲んだりバーベキューのお肉を食べたりしながらのんびり過ごしていたが、夕方、突然、体調の不調を感じる。激しくどこかが痛いとかではなく、あれ？なんか今、体に変化が起きたぞって感じる変な感じ。今までに感じたことのない違和感。それでもとりわけしんどいわけではないのでお開きまで過ごした。が、帰り道、お腹の調子が悪くなって下痢になる。

2019年５月　右手の指先がしびれ始めたため整形外科へ

４月の体調の変化が起きてから、それまでは、毎日快便だったのに、水のような下痢が続くようになった。特にお腹が痛くなるとかいうこともなかったので様子をみておこうと思っていたら、右手の指先がしびれ始めたので、整形外科へ行く。レントゲンを撮ってもらったが手先のしびれに関係があると言われる首の骨に異常は見られなかった。しびれを緩和させる飲み薬を処方されて様子を見る事になる。

2019年６月　右頬もしびれだす

しびれが治らないので再度同じ整形外科へ行く。MRIを撮ることができる病院の予約を入れてもらう。MRI検査の数日前から右頬がしびれだす。MRI検査の当日、そのことを伝えるが今回は首のMRIのみしか撮影できないと言われる。後日、首の異常はないとの検査報告を整形外科から聞く。

2019年７月　しびれが治まらないため脳神経外科へ　

右頬のしびれが口の周りまで広がる。夜寝ている時、あご辺りから頬の上部の皮膚の中をシュワシュワしたものが上がっていく感覚あり恐怖を感じ、脳神経外科へ行き、MRIを撮ってもらうが異常なしとの結果。

2019年８月　別の脳神経外科へ

右先の指のしべれと口周りのしびれが消えないので、別の脳神経外科へ行きMRIを撮るがまた異常なしとの結果。

2019年９月　自分で体のチェックをし、胸のシワとしこりを発見し、産婦人科へ

しびれはなくならないが、どの病院に行けば分からない。何か自分でみつけることができないかとネットで検索をすると、乳がんは自分で胸をチェックすることで発見できることがわかる。お風呂に入る前に鏡の前で手を上げてみると、左胸の下側に4ｃｍ位のシワができた。胸をさわってみると、右胸にはないアーモンドのような塊が手に触れる。後日、近所の産婦人科でエコーを受け、乳がんらしきものがあることが判明。精密検査を受けるため大きい病院の紹介状を書いてもらう。

2019年９月　紹介状を持って大きい病院で乳がん確定

大きい病院でエコーを受け、細い針で細胞を取る細胞診という検査の結果、乳がんであることが確定。

2019年１０月末　検査の結果ステージⅠからステージⅡへ

マンモ、造影MRIをや針生検の検査後、乳がんが1.7ｃｍではなく2.5ｃｍあることがわかかり、ステージⅠからステージⅡとなる。