FXと体の調子+お笑い 2020年2月23日
2020年2月22日(土)
〇 体調報告 更なる脱毛進行
シャンプーをする前にブラッシングすると、これでカツラが作れるんじゃねーかと思える程ガバっと髪の毛が抜ける。そんなに抜けたのにシャンプーをすると更にスルスルと抜けていく。排水溝がつまるのでまとめてゴミ箱に捨てようと流れないように抜けた毛を置いていくと、丈夫な鳥の巣のような山ができあがった。異常に長い生理かどうかわからない出血は止まった。ホッとした。
〇FX報告 土曜日は取引できないのでなし
現在悩んでいる。一旦含み損を抱えているポジを決済するかどうか。将来的には自分の思う方向に流れると思うが、今は流れが完全に逆。決済すると一気に赤字になるが、一旦決済して今の流れのポジを取った方がいいと言う考えが80%。しかし、そうやって、決済すると、急に流れが変わったりするケース多々あり。う~ん。明日までゆっくり考えようと思う。
〇お笑い報告 過去の作品
土日はFXの報告ができないので、過去にNSC構成作家コースに通ってる間や卒業した後に作成したものをUPしようと思う。最近余りにも現実が非情過ぎるため、自分のためにお笑いのネタや企画を書いてみようかと思ったりもし始めているヽ(^。^)ノ
タイトル
『屋上引きこもりクラブ』
登場人物
少年1 初老 中年 青年 少年2
明転
「俺が死んでも誰も気になんてとめない。学校の屋上から飛び降りて死んでしまおう。」と少年1が学校の屋上に現れる。
「少年よ、何を嘆いている。」少年1が声のする方をみると初老の男が屋上に置かれた椅子に腰を掛けている。
「誰?見たことがないけど、新しい用務員?」と少年。
「違うわい。屋上引きこもりクラブのリーダーだ。」と初老の男。
「オクジョウヒキコモリクラブ?何なんだ?それ!」と少年1。
「まぁ、いわば仕方なく屋上にいてるやつらが集まった会というもんかな?」とどこからともなく現れた中年の男が言う。
「な、なんなんだ?頭がおかしいんじゃないか?引きこもりって普通、室内ですることだろう?
屋外で引きこもりなんて聞いたことがないぞ。それに引きこもりって一人でするもんだ。だ、誰か、変な人が屋上にいるぞ~。」と大声で叫ぶ少年1。
「死のうと思ってる割には、えらく元気だな。本当に死ぬ気はあるのか?」と青年がどこからともなく現れる。
「なんなんだよ~。こいつら。俺の最後をじゃまするな!」
と屋上から飛び降りようとする少年1。
「おい。やめろ~!」と初老の男が叫ぶ。
「ほっといてくれ。俺が死んでも悲しむ人なんか一人もいないんだ!」
と少年1が初老の男と中年と青年がいる後ろを振り返ると
「おい、そんなに引っ張るとプリンちゃんの写真集がちぎれるだろ!引っ張るのやめろ!これは俺のだぞ。」
「すげ~。やっぱ、プリンちゃんは胸がでかくていいな。」
「お~、尻もすげー。」と写真集に釘付けになっている初老の男と中年と青年。
「おい、俺、飛び降りようとしてるんだぞ。」というと3人は写真集から目を逸らさずに「どうぞ、ご自由に。」と知らん顔。
「いいんだな。本当にもう飛び降りるぞ~。」と少年1が言うと、中年が
「わかったよ。」と言いながら、手をパンと叩くと、ゆっくりと陸上競技の時にするような手拍子を始める。
すると、青年がアナウンサーのように
「次の選手の記録は果たしてどれ位になるでしょうか?」と言い、初老の男が
「そうですね。新記録を期待したいところです。プレッシャーに打ち勝っていただきたいですね。」と答える。
「おい~!ふざけるな!止めろよ~!」と3人のところまで来る少年1。
「だって、ここから飛び降りたいんだろ。気分良く跳べるように皆で協力してるだけじゃないか。」
「なんなんだよ、それ。俺は真剣なんだ。」と少年が言うと
「そうか、悪かったな…。ところで、お前の彼女は胸と尻どっちがいい感じなんだ?」と中年。
「彼女なんかいるわけないだろう。いてたら、死のうなんて思うわけが無い。何にも面白いことがないのに嫌な事ばっかり起こるから死にたいんだ。」と少年1。
「じゃ、キスは?」と青年。
「したことないよ!」と少年1。
「そうなのか~?」と一同馬鹿にしたように笑う。
「キスっていうのはな、レモンの味だ。」と自慢げに言う初老の男。
「そんなはずはない。イチゴミルクの味だ。」と中年。
「そ、そうなのか。」と初老の男。
「皆、本当にキスしたことあるの?」と疑わしげに言う少年1。
「あるさ!想像の中でだけどな…。」としょんぼりする初老の男。
「俺も。」「俺も。」と口々に言う中年と青年。
「何にも知らないおっさん達だな~。」と少年2が登場。
「なんだと~。新参ものが。」
「新参ものでも、俺は女を知ってるからな。」と少年2。
「うそだろ~。どんな感じなんだ。教えてくれよ~。」と一同。
「いやだね~。」と少年2。
「くそ~。」とふざけた調子で少年2の首を絞める青年。
「やめてくれ~!死ぬ~。」と少年2。
「ってかもう、死んでるし。」と中年。
「えっ!うわ!うわ~!どこかで見たことがあるって思ったんだ。先月屋上から飛び降りて死んだ先輩だ!」叫ぶ少年1。
「君は確か一個下の後輩だな。言っとくけど、自殺じゃないからな。飛び降りたんじゃなくて、落ちたのさ。僕は一人で屋上の手すりに座って考え事をするのが好きだったんだ。この間は考え事に集中しすぎて、屋上の手すりに座っていることをすっかり忘れてた。バランスを崩してしまって、そのまま地面までズドンだよ。」と少年2。
「なんなんだよ~。」と泣き叫ぶ少年1。
「だからさ、皆ここの学校に通っていた生徒で、屋上から落ちて死んだ人間なんだよ。自殺のやつもいれば、事故のやつもいる。しかし皆、無念過ぎて成仏できないでいる。おまけに最後に命を絶ったこの場所に思いが強く残っているせいだかなんだか知らないけど、みんな屋上から外に出ないんだ。」と少年2。
「いや、出ようと思えば出られる。ただ、みんな行き場がないのさ。どこへ行っても、無視される。まぁ、健全なやつには俺らの姿が見えないからなんだけどな。周りに沢山人がいてるのに孤独なんだ。いや、周りに沢山人がいてるからこそ孤独を感じてしまう。だから、ここに引きこもることにした。ここには滅多に人が来ないからな。そうする内に俺と同じようにここで亡くなったやつがここに集まるようになった。君も屋上引きこもりクラブのメンバーになるか?ここには苦しみはないよ。ここにあるのは気が遠くなる程の退屈だけだ。」と初老の男。
「おまえさ、今めちゃくちゃ毎日がつまらないと思っているだろ。でもな~。おまえ、幼稚園の頃面白いと思った電車や車の絵本を見て、今、面白いと思うか?」と中年。
「思う!プリンちゃんの写真集と同じ位に!」と青年。
「お前は電車マニアだったからだろ?」と初老の男。
「面白いと思ったことが、時が経つと面白くなくなるように、今、面白くない人生もいつか面白いと思う時がくるかもしれないんだ。生きていればだけどな。」と中年。
「そうだ、死ぬなら、せめて女の人を知ってからにしろ。」と少年2。
「死んだら終わりなんかじゃないんだぞ。俺たちのように毎日過ごさなくちゃならなくなるんだぞ。」と青年。
「退屈で死にそうだ。」と少年2。
「だから、もう死んでるって。」と中年。
「まぁ、俺たちは仲間が増えて嬉しい限りだけどな。飛び降りたいならどうぞ。」と青年。
すると、少年の横でストップウォッチを押す初老の男。
「何してるんだよ!」と少年1が言うと
「飛び降りるまでのタイムを計ってるんだよ。俺は10秒。あいつは25秒。あいつは最下位の32秒。俺の記録を未だにやぶるやつは現れていない。」と言う初老の男。
「タイムは最下位だったかもしれないけど、飛距離は俺がトップだぜ。タイムが早ければいいってもんじゃないんだよ!」と青年。
「あっ、20秒、21秒。早くしないと最下位になっちゃうぞ。」と言う初老の男。
又、手拍子を始める3人。
「いやだ~。死んだ後、あんたらとずっといるなんて!
なんだか死ぬのが馬鹿らしくなってきた。死ぬのやめるよ。それじゃ。」と屋上から去る少年。
少年1が屋上を去るのを見送る一同。
「やりましたね。また、一人、命を救うことに成功しました。」と青年。
「先輩、後、1人ですね。」と中年が初老の男に言う。
「そうだな。10人の命を救うと天国に行けると天国の門番から聞いて早80年。俺ももう96歳。」と初老の男。
「幽霊の寿命が100歳。それまでに10人救わなければ地獄行きになるらしいしな~。」と中年。
「あと4年しかない。お前さえ助けられていたら、俺は今頃天国へと旅立てたのに。声を掛ける間もなくツルンと手摺から落ちていっちゃうんだもんな~。」と初老の男。
「このまま100歳になったら、死んでも死にきれないってか。」と少年2。
「いや、だからもう死んでるって。」と中年。
笑う4人。
暗転